株式会社愛知印刷工業

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2013.10.20 オフ時間

パンチしても釜伸びは難しい・・・の巻

H25年度後期 市民大学平成嚶鳴館「男性限定!初心者のパンづくり」本日第1回目開始!
いとまゆ先生から最初に
「今回の受講者さんは皆さん準レギュラー的な方ばかりなので、いつも初回は比較的簡単レシピですが・・・今日は少し難易度アップしました!」
「ぬぉーー!!」←俄然やる気が出て来たのは私だけでしょうか
メインはトロピカルレーズン。
手捏ねで約5分捏ねた後、油脂を入れてさらに5分。
ある程度グルテンが出来つつある時の発酵中に「生地を叩く」作業を入れます。
※よく似た工程で「パンチ」がありますが、これは単にガスを抜くというだけではなく、生地のグルテン組織を刺激して、膨らむ時の張力を強化します。それにより、パン生地がよく膨らむのでパンの高さやボリュームを出したいときに行う作業との事。
そしてジュエリーレーズンとクリムゾンレーズンのミックスを生地にミックスします。
※正確には、先生が2週間前に富澤商店という材料屋さんで購入してきたモノをダークラム酒に付けておいてくれたモノ。こうする事で、レーズン自体の殺菌作用アップし、ラムの香りも付きパンを焼いて食べた時の食感が漬けていないものに比べてジューシーになるみたい。
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まんべんなくフィリングを生地とミックスする為には、このようにミルフィーユ状に
何層にもなるよう重ねながら
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↓ 
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最後に軽く丸めて1次発酵
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その後、12分割に丸めて→ベンチタイム→成型
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※成型の時も大事で、生地の表面を張らせ、芯を作る事が上手くいった場合焼成した時に釜伸びします・
IFトレーの中に3個入れて仕上げ発酵を35分とってからいよいよ焼成!
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どうです!なかなかのモノでしょ(^_^)v
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と、言いたいところですが本当のベストな状態がこちら!!
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↑ いとまゆ先生作・・・釜伸びしているので、中央部分が白くググッとなっています。
※先ほどの私の写真・・・全滅でした(T_T)
※終わってみてからの反省ですが・・・生地を一生懸命叩いたのはよかったと思うのですが、捏ねる時、成型の時にいつもより丁寧過ぎて生地をたくさん触った事が原因と考えられます。
まあ、課題が満載だから
「面白い!!」
「やり甲斐がある!!」
こちらはサブのパンのフィグノア(いちじくとくるみという意)
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こちらも、昨日先生が地元産直のJAに並んで勝ち取ったお徳用いちじくを下処理(セミドライフィグ)にしたものと、くるみ、バター、ブラウンシュガーを楕円カップに入れた生地の上に載せて焼きました。
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あっ・・・今回から先生・アシスタントも含めて全員衛生面強化の為帽子または三角巾着用との事になりました。
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そう言えば、みんなオシャレなモノしていたな・・・ちなみに私は・・・
ゴルフ帽子
次回までに何か新しいモノ用意しとこ(^_^;)