株式会社愛知印刷工業

blog 社長BLOG

2014.12.21 オフ時間

2014クリスマス間近の市民大学

H26年度後期 市民大学平成嚶鳴館
3回目の今日はクリスマス直前ということもあり期待マックス!!
※過去のこの時期のレシピを見直しますと・・・
ツリーパン
リースパン
などなど
メインは「レザンポワブル」
先生がレッスン前に「通常はクリスマスっぽいパンにしますが、今回は昨今のバター不足の為、期待通りのレシピが出来ませんでした・・・。」
「あちゃ~(T_T)。しかし気を取り直してレッスン受講!
今回の粉は、中力粉・・・あの江別製粉が誇るTYPE ER!
ハードブレッド用の粉にいつもの塩、イースト、そして少しの粗糖を!
そして今回はここにシナモンパウダーと、ブラックペッパー(粗挽)をミックス。
グルテンを作らない事と酸化をさせない為に手捏ねはいつもより短時間(5分)
その後、生地を二つに分け(外生地と中生地)、中生地にフィリングを混ぜます。
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※今回は粉に対して65%のフィリング(レーズンとくるみ)が入るので、必ず生地表面にそれが出て焼成の時に焦げてしまう為、それをさらに巻く2つ目の外生地を予め分けておくという。
1次発酵(30分)→パンチを入れてさらに発酵(30分)
その後、丸めでそれぞれ2分割
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見てください!
ちょーど、555グラムだって(^^)vひとりでテンション上がりまくってました(^O^)/
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ベンチタイムの後いよいよ成型
レーズン生地はコッペ成形。外生地は麺棒で伸ばして・・・
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そして、そのレーズン生地をくるむようにします。(外生地伸びまくります)
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綴じ目同士を合わせるようにして、仕上発酵に入ります。
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最後に粉を振り、クープを入れてから
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最高温度に予熱をしたオーブン(庫内も天板も)に、たっぷりの霧を噴いたあと
庫内温度が170℃に落ちたら200度23分で焼成!
ポイントは、水の粒子は、温度の一番低いところに集まる性質を利用します。庫内で一番温度の低いもの(生地)の表面によって来て付着する為、表面がパリッと焼きあがるそうです)
そして完成(^O^)/
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こちらは、その断面。
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サブのパンは「セミハードマロン」
こちらも同じ生地を使用。
麺棒で、生地を伸ばした後、半分位のところにマロングラッセを生地にのせ、
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包み込んでから切り込みを入れて
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葉っぱ形に成形して
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そして、焼成!
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めちゃくちゃ大人の味!昼用のパンというより、ワインやビールと一緒に!の夜用のパンかな。
あと、普段はメインのパンが焼きあがる時間を待って、ティータイムという事で自分達が焼きましたサブパンを食べるのですが、今回は生徒さんの中で「ユメシホウ」という温暖地向け小麦を育てている方が、予め先生のところにその粉を渡してくれていたので、先生が食パン型を持参してサプライスで焼いてもらいました。
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※先生も凄いですが、その生徒さんも凄い!クリスマスプレゼント的なラッキーな瞬間でした(^O^)/
最後に、こちらは先日いとまゆ先生からいただきました栗のシュトーレン。
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レシピを作成するのに3年間かかって出来た現在の先生の自信作だそうです。
何処を切ってもマロン、そして贅沢な栗粉がふんだんにかかっているこの時期限定のお菓子を、クリスマス当日まで、一切れずつ味が微妙に変わっているのを楽しみながら過ごしております。
皆さんも、いいクリスマスをお迎えください☆★☆★☆